Biography


1978年 ジョン・ノーラム(g)、ピーター・オルソン(b)、トニーレノー(ds)でFORCE(EUROPEの前身)を結成。その後ジョーイ・テンペスト(vo)も加わった。

 

1981年 ピーターが脱退し、ジョーイのサッカー友達だったジョン・レヴィンを入れる。(レヴィンが加入するまで、ジョーイがベース兼ヴォーカルを担当していたらしい)

 

1982年 ジョーイの当時の彼女がバンドに内緒でスウェーデン最大級のロック・バンド・コンテスト『ROCK-SM』にデモテープを送ったところ、これが大絶賛をよび、4000バンドあまりが出場したコンテストで優勝した。(このコンテストでハードロックが優勝したのはヨーロッパが初めてという快挙を成し遂げた!!)

優勝賞品はアルバム・レコーディングの権利で、同コンテストでジョーイはベストヴォーカル賞、ノーラムはベストギタリスト賞に選ばれる。(このコンテストには後にドラムとして入るイアンも出場していてジョーイもイアンのドラムの腕に目をつけていたらしい。)

そのころヨーロッパというバンド名をジョーイが考え、FORCEからヨーロッパと改名する。(当初メンバーには不評だったらしい...)

 

追記 82年FORCEだった頃イングヴェイ・バンドの元ベーシスト、マルセル・ヤコブがレヴィンと入れ替わりベースを担当していた時期がある。 (マルセルは'09年リウマチの病気を苦に、45才の若さで自らの命を絶ちました。とても残念です。ご冥福をお祈りします)

 

1983年 初となるアルバム「幻想交響詩/EUROPE」でメジャーデビューし"Seven Doors Hotel"は日本でも絶大な反響を得た。

 

1984年 セカンド・アルバム「明日への翼」をリリース。

ミック・ミカエリがキーボードとして加入し、トニー・レノーの変わりにイアン・ホーグランドが入る。

 

1986年 3作目となる「The Final Countdown」が世界的大ヒットを記録し、同年、初めての日本公演を行い日本のファンを魅了し北欧メタルの素晴らしさを日本に広めた。(その時初めて北欧メタルという言葉が出た。ボン・ジョヴィもヨーロッパをかなり意識していたようです。)

その後、ギタリストのジョン・ノーラムが音楽性の不一致で脱退し後任ギタリストとしてキー・マルセロが入りアメリカ進出を果たし大成功をとげた。(ノーラムが抜けた原因はその他アイドル扱いされるのが嫌だとかファイナルカウントダウンのアルバムでギターの音が聴こえないとかいろいろと不満があったようですが^^;...)

 

1987年 4-5月にアメリカ・ツアーでアメリカも制覇。アルバムはトップ10に入り、アルバムのタイトルともなった「ザ・ファイナル・カウントダウン」は全米1位を記録し「キャリー」をはじめ4曲がトップ20ヒットを記録した。

売上枚数がシングル780万枚、アルバム600万枚を突破し世界26ヶ国で1位を獲得し世界制覇を成し遂げた。

 

1988 OUT OF THIS WORLD」をリリース。

この年来日し日本武道館でライヴを行なった。(武道館はヨーロッパの次の日はガンズ・アンド・ローゼズのライヴでした。御互いライブを視察?したらしい...その後ガンズと飲みに行ったとか?)

 

1991年 「PRISONERS IN PARADISE」をリリース。

ワールドツアーは大晦日に東京ドームで行われたカウントダウン・ライヴから始まった。(日本では大きなフェスティバルでした)。そのときの共演者はメタリカ、テスラ、サンダーだった。

 

1992年 ツァーの最中(さなか)、突然の休止宣言をする。(ファンにとってはとても悲しい出来事でした)

 

1999年 '99年大晦日、一夜限りの再結成としてミレニアムLIVEを地元スウェーデンで行った。その時はキー・マルセロも加わりジョン・ノーラムとツイン・ギターで"Rock The Night"と"The Final Countdown"を演奏した。(そのころから再結成の噂が流れた。)

 

2003年 11年間の沈黙を破ってオリジナル・メンバー(ジョーイ・テンペスト、ジョン・ノーラム、ジョン・レヴィン、イアン・ホーグランド、ミック・ミカエリ)で再結成を果たした。

 

2004年 6作目となるアルバム「Start From The Dark」をリリースし、2005年1月、13年ぶりの来日公演を行った。

 

 


'86 初来日公演の時のプログラムより!

 

 

'86 日本の雑誌に載りました!  (ビバ・ロックより)

 

デビュー当時のヨーロッパ! ドラムはトニー・レノー 皆キュートです(^^)

              

ジョン・ノーラムの後任ギタリストとしてヨーロッパを支えてくれた、キー・マルセロ!